レイ・ハリーハウゼン大全
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によって トニー・ダルトン
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内容紹介 特撮&映画ファン必携!「特撮の神様」のすべてが詰まったオールカラー完全保存版コンプリートブック!公開作品のみならず映像化されなかった幻の作品まで、貴重なスチール、メイキング写真、スケッチ、デザイン画…etc700点の図版と共にハリーハウゼン自らが解説。DVDでは語られていない撮影秘話や初公開資料も多数掲載した決定版。 何でも出来る時代になった今、失ってしまった大切なことが、この本には詰まっているのです。自分や自分と同世代の、あの子供の頃にテレビの前でビビりながらも胸躍らせていた人たちはもちろんのこと、これから映像の世界を目指す人たちには絶対読んで欲しい本だと思います。 樋口真嗣(映画監督・特技監督) 人はついつい最先端のものばかり追い求めちゃうけども、こういう「始祖」といってもいいくらいの作品や人をもう一回見つめ直すのは勉強になると思います。やっぱり最初にやった人はすごいですからね。正座して観よう!と。この本に学ぶところは大きいです。山崎貴(映画監督・VFXディレクター)「レイはつねに新しく、けっして古びない。」 ──レイ・ブラッドベリ(作家) 「私たち、特殊効果に関わるすべての人間が、レイから絶大なインスピレーションを受けている。」 ──ジョージ・ルーカス(映画監督/プロデューサー) 「僕はレイのすべてから影響を受けた。彼の画期的な映画群には驚嘆するほかない。」 ──スティーヴン・スピルバーグ(映画監督/プロデューサー) 「僕の映画におけるすべての創造物は、レイの「孫」だと言ってもいい。」 ──ジェームズ・キャメロン(映画監督/プロデューサー) 「彼は永遠にストップモーション・アニメの王様だ。」 ──ニック・パーク(「ウォレスとグルミット」監督) 内容(「BOOK」データベースより) レイ・ハリーハウゼンの「アニメーション人生」を網羅した特撮&映画ファン待望のコンプリートブック!公開作品のみならず、映像化されなかった幻の作品までスチール、メイキング写真、スケッチ…etc。700点の貴重なオールカラー図版とともにハリーハウゼン自らが解説。初公開資料を多数掲載!DVDでは語られていない撮影秘話満載。 著者について 1920年ロサンゼルス生まれ。20世紀の映画界において、特殊撮影(SFX)の技術を確立。その創造力は、後に続く映画人に多大な影響を与える。作品は『原子怪獣現わる』『シンドバッド七回目の航海』『アルゴ探検隊の大冒険』『恐竜100万年』など多数。1992年に、長年の功績を讃えられ、アカデミー賞特別賞を受賞した。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ハリーハウゼン,レイ 1920年ロサンゼルス生まれ。20世紀の映画界において、特殊撮影・効果(SFX)の技術を確立。その創造力は、後に続く映画人に多大な影響を与える。作品は『原子怪獣現わる』『シンドバッド7回目の航海』『アルゴ探検隊の大冒険』『恐竜100万年』など多数。1992年には長年の功績を讃えられ、アカデミー賞特別賞を受賞した ダルトン,トニー 英国映画協会(BFI)勤務を経て映画宣伝の仕事に携わり、『タワーリング・インフェルノ』『スター・ウォーズ』などの作品を手がける。現在は映画史家・映画プロデューサーとして活躍するかたわら、映画のアーカイヴ・リサーチ会社を経営している 矢口/誠 1962年東京生まれ。慶應義塾大学国文科卒。翻訳家・特撮映画研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、レイ・ハリーハウゼン大全に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
当初、ハリーハウゼンの映画を多くの関係者が多面的に語る内容を想像していたのですが、実際は殆どハリーハウゼン自身による自伝と、映画上の技術解説書でした。それでも内容は豊富な図版共々素晴らしく、全体的には才能と家族を始め人間関係に恵まれた筆者がその道の第一人者として邁進し、引退するまでを揺ぎ無い自信と愛を込めて描いており、感動物です。愚痴らしい愚痴はトレード・マークのストップ・モーション・アニメの技術に対する周囲の無理解・軽視に対する物(アカデミー特殊効果賞にノミネートされなかった事は不当な事だと思っていた)くらいで、スタッフや先輩のウィリス・オブライエンに向ける作者の視線は限りなく優しく、筆者の人柄の良さが窺い知れます。但し、時間と予算の関係で完璧に撮れなかった画面(「恐竜グワンジ」のクリーチャーが画面により青味が強くなってしまう所他)を見直しては悔しがったり、最終作「タイタンの戦い」で一部をジム・ダンフォースらに任せるまで自分の作品のアニメートは絶対全て自分でやるという点では強烈な矜持も伺い知れました。また、自身が低予算でストップ・モーション・アニメを撮る技法を発明した事により、憧れの対象かつ恩人であったオブライエンの予算が掛かるシステムを衰退に追いやってしまった記述や、CGの台頭でもう自分の技法の時代ではないと語る所などは感無量です。それにしても「シンドバッド黄金の航海」が100万ドルにも満たない予算で作られていた事を知り驚愕致しました。やや高額ですが、ハリーハウゼンのDVDを持っている方はこの本を側に置いて鑑賞すると面白さが倍増するのは間違いなしです。お薦めです。
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