日本の戦争Ⅱ:暴走の本質
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によって 山田 朗
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内容紹介 膨張主義的な国家戦略の下で「自己増殖」の道を暴走した近代の日本軍。その特徴である歩兵中心・白兵主義思想、大艦巨砲・艦隊決戦主義、官僚制的なセクショナリズムなどを、ソフト(軍事思想・戦略)・システム(軍事制度・法体系)・ハード(兵器体系)から分析した好著。具体的な戦闘事例として日中戦争・特攻作戦・沖縄戦の「日本式戦法」を究明する。 内容(「BOOK」データベースより) 歴史は、国民のチェックと国会のコントロールの大切さを教えている。 商品の説明をすべて表示する
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陸軍に於ける白兵戦重視、海軍に於ける艦隊決戦主義など日露戦争以後の日本軍の基本思想が明確にされ、次々に陳腐化する軍艦の建造競争など、よく理解出来る(現代の戦闘機にも通じる)。日中戦争、特攻などの分析は数値を明らかにしている。前者では歩兵の装備が30~40kgに達していた。不眠不休での行軍を強いられた兵士たちの苦労が偲ばれる。しかも一平方km当り0.37人の兵力では「全滅寸前」が頻発したこともうなずける。特攻についても、想定戦果のために命中率から機数を逆算して出撃が実施された。捕虜を許さなかった日本軍やその残虐行為にも言及する。沖縄戦の詳細を軍事面から記述したのも貴重だ(県民の犠牲ばかり語られてきたから)。戦争を知るために目を通すべき本である。
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