藤原佐理集[恩命帖・離洛帖・他2点] (日本名筆選 39)本ダウンロード無料pdf

藤原佐理集[恩命帖・離洛帖・他2点] (日本名筆選 39)

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内容紹介自由自在の書きぶりと強靱な筆力で、代表作と目される離洛帖を中心に、詩懐紙・恩命帖・頭弁帖を配す。青壮年期から最晩年に至る佐理書風の変遷が窺える。 【本シリーズの特色】 ◇平安書道の粋を網羅……三筆・三蹟を始めとする平安かな古筆の精粋を収録。 ◇原寸・原色の完全版……古筆の優美な動きと華麗な料紙を原本さながらに再現。 ◇豊富な新資料……各所蔵先の協力を得て、初公開を含む多くの名筆を掲載。 ◇優れた手本機能……図版脇に釈文、巻末に解説を配すると共に、臨書に最適な折返しのできる造本。
以下は、藤原佐理集[恩命帖・離洛帖・他2点] (日本名筆選 39)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
平安時代の初期に三筆(さんぴつ)と呼ばれた三人(空海・嵯峨天皇・橘逸勢)は書としての漢字を大陸の王羲之の影響深く日本に移入した功労者です三人は同時代に生きましたので相互に濃く影響するところがありましたやがて漢字に乗せて漢文、漢文学、大陸経由の宗教思想や諸制度などが日本に移入され根付いた後の平安中期になりますと文字の和様化が始まりましたその最初に来る画期的人物は小野道風(みちかぜ、894〜966)です そして彼を引き継いだのが藤原佐理(すけまさ、944〜998)と言われています併し、道風も佐理も真筆を探すに仮名文については確たるものなく(伝のみ)、確かなものは漢字文のみですその一部がこの佐理集にあると思えば感動ですどこが凄いのかどこが国宝なのかとつぶさに届いた小冊に見入りましたそうは言うものの仮名の能筆家として三跡(さんせき)なる呼称があり、これは道風、佐理、藤原行成(ゆきなり、972〜1027)の三人を意味しますこの三人の能筆家は三人が同時には生きていません行成については矢張り王羲之を基にしながら和様をさらに広げましたが当然道風の影響も大です道風と行成は重なって生きていませんので佐理は両者を媒介する役目を果たしたようですこの集の初めに来る「詩懐紙」(国宝、香川県教育委員会蔵)は解説によれば佐理青年が26歳時に道風様書風で七言絶句(佐理自作)を懐紙に清書したものですそれはあの道風が逝ってから4年後に当たりますもう一つの国宝、「離洛帖」(畠山記念館蔵)は佐理48歳の円熟・独自の筆とされますこれは漢字で書かれた書状ですが、『…い前ふ参…』などと仮名も少しく見られて全体伸びやかな自由さにて書かれています仮名書道が独立してゆく初期を覚えますこの藤原佐理集には他に2帖(書状)を含みますが全体に復元技術が優れていて細部の筆回しをよく追うことができます故満足です

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