電話通訳―息づかいから感じる日米文化比較
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によって スーザン小山
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内容(「BOOK」データベースより) 日本人、アメリカ人、こんなに違う考え方…21世紀アメリカとのつき合い方が見えてくる。通訳に興味のある人、もっとアメリカを知りたい人、そして日本人を知りたい人に贈る一冊。 内容(「MARC」データベースより) アメリカに20年住み、電話通訳会社の日本語在宅通訳を務める著者が、電話通訳という職業について、日米の違いについて、またそうした違いの先にある人間性のあれこれについて考えたことを綴る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) スーザン小山 静岡県富士市出身。離婚を機に渡米、その後大学に入る。コロラド州に20年を過ごし、最近アリゾナ州へ。現在は著作のかたわらインタネットを通じ、保留地訪問やアメリカインディアン支援を続ける。本業は翻訳と著作活動。学歴はメトポリタン州立大学で学士号(人類学、アメリカ史専攻)。デンヴァー大学で修士号(アメリカインディアン研究)。著書に『アメリカインディアン死闘の歴史』『インディアンカントリー心の紀行』『白人の国、インディアン国土』『大草原の小さな旅』。翻訳に『我らみな同胞』(アレン・C・ロス博士著)(異常すべて三一書房)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、電話通訳―息づかいから感じる日米文化比較に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
副題にあるように,これは日米比較文化論である。著者が遭遇した電話通訳の個々のエピソードが並べられているエッセイなのだが,日本人とアメリカ人の考え方の根本的な差が非常にわかりやすく説明されていて,その考え方の違いを理解しないがために起こるトラブルや誤解あるいは悲劇などが客観的に描かれている。登場する日本人は結構なさけない例が多いのだが,左脳で考えるアメリカ人(すべてをイエスかノーかで判断,気がきかない)と右脳で考える日本人(甘え)の違いがいい悪いという問題ではなく,現実の問題として書かれている。英語に翻訳できないような日本的発想に困惑したり,待ち時間の間に日本人の話者が投げかけてくる何気ない質問に対して一瞬のうちに頭をくるくる回転させ日米文化の違いを考慮しながらどう答えればいいか考えたりする著者。そしていかに傷つきながら英語を使って生きてきたか。期待以上の本でした。
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