MEZZANINE VOLUME 1 SUMMER 2017
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内容紹介地方活性化とも、Iターン・Uターンとも、まちおこしとも、コミュニティ再生とも、 農業生産者と都市生活者の結びつきとも、ゆるキャラとも、市民参加型合意形成とも、一切無縁。 あくまで都市にこだわり、これからの都市のあり様を探求する新マガジン、「MEZZANINE (メザニン)」創刊(年2回刊行)。初回はロンドン、香港、渋谷を特集。テーマは「都市はイノベーションの培養装置って本当?」。 01 LONDON ロンドンコーリング 産業革命の聖地で今、起こっていること:King's Cross ショーディッチのTea-SITE:Tea Building プリントメディア王国:MONOCLE 02 HONG KONG 懐かしい未来都市:Tai Ping Shan Street 香港アートコミュニティの社交場:DUDDELL'S 国際金融都市香港の文化シフト戦略:WKCD(西九龍文化区) ソーシャルギャザリング:Eight Partnership 倶楽部というしたたかな香港をつくる舞台:真田 年幸 03 AUTHORITY 遠山 亮子:中央大学ビジネススクール(大学院戦略経営研究科)教授 清水 陽子:バイオテクノロジスト 安田 雪:関西大学社会学部教授 石戸 奈々子:NPO法人CANVAS理事長・慶応義塾大学准教授 04 MAYOR'S CHALLENGE 渋谷区長インタビュー:長谷部 健 05 SHIBUYA アーバン・カタリスト・シブヤ ベンチャーを歓迎する渋谷というエコシステム:「超福祉展」「JAPAN BRAND FESTIVAL」 渋谷キャストのキャスティングボード:渋谷キャスト 新しいアイディアは古いビルから生まれる:100BANCH 街をつくるイノベーションマインド:渋谷駅周辺開発 「エンタテイメントシティSHIBUYA」というアーバンカタリスト著者について編集長について 1963年生まれ。株式会社アーキネティクス代表取締役。 浜野総合研究所を経て、2003年より現職。 都市開発、施設開発の構想策定を中心に、関連する内容の出版物編集制作も行なう。 主な実績に、渋谷QFRONT開発、 「グリーンネイバーフッド―米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた」(繊研新聞社)、 「ネイバーフッド台北」(トゥーヴァージンズ)、「北仲BRICK&WHITE experience」編集執筆、「日本ショッピングセンターハンドブック」共著等がある。
以下は、MEZZANINE VOLUME 1 SUMMER 2017に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
面白い雑誌が出た。年2回刊行の創刊号とのこと。すでに書店には、政府が音頭をとる地方創生に端を発する、まちおこしやIターンやUターン系の雑誌、あるいは、地方移住や農業参入系ライフススタイル誌は多く並んでいる。しかし、「都市」を真っ向からテーマとして取り上げる雑誌は、これまで日本には存在しなかった気がする。都市の時代と盛んに喧伝されているのに、なぜか新聞や総合誌によるたまの「東京」特集の号でしか、「都市」を考える機会はあまりないように感じていた。創刊号で取り上げられている都市は、ロンドンと香港と渋谷。いずれも、他のメディアでは、これまでお目にかかったことのないプロジェクトやまちづくりに関する記事が掲載されている。芸術大学の学生を街中に解き放して、ファシリテーター役に活用するロンドンの民間による大規模再開発や、香港のデザイン会社(?)が毎月行っている、オフィスを一般に開放する交流イベントなど、いかに人々を交わらせ相互作用を促すかが、これからの都市活性化の鍵であることがうかがえる。編集長は、アメリカ・ポートランドの都市としての創造性をいち早く取り上げた書籍「グリーンネイバーフッド」の著者、吹田良平。創刊号のため、この先どうなるかは未知数だが、都市に関心のある方は必見だと思う。久々の次号も楽しみの読み応えのある雑誌の創刊だ。
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