男はつらいよ 寅さんDVDマガジン VOL.7 2011年 4/12号 [雑誌]
strong>本,
男はつらいよ 寅さんDVDマガジン VOL.7 2011年 4/12号 [雑誌]オンラインブックダウンロード
によって
3.8 5つ星のうち2 人の読者
ファイルサイズ : 29.98 MB
内容紹介 あの”寅さん”がDVDマガジンになって帰ってきました! 映画館で笑い、ときに涙した「男はつらいよ」シリーズ全作品を、DVDで何度でも楽しめます。映画『男はつらいよ』全49作品(特別篇含む)に加え、伝説のテレビドラマ初回&最終回を完全収録。隔週刊で全50巻、ファンと編集部が選んだ18作の人気 作から順次刊行いたします。マガジンには、山田洋次監督の初小説となる『寅さんの少年時代 けっこう毛だらけ』を連載。さらに、「ひと目でわかる!鑑賞オモシロガイド」や「詳細 マップ付き『ロケ地を歩こう』」など、内容もりだくさん。公開当時の復刻ポ スターも付いてきます。ぜひこの機会に、寅さんの全作品を揃え、思いっきり笑い、そして涙をそっと拭ってください。第7号には、第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』(1983年公開)を収 録。マドンナは竹下景子、看板ゲストは中井貴一、杉田かおる。人気絶頂の竹下景子を起用。寅が坊主に。ファンの間での裏傑作。ロケ地は、岡山県高梁。
男はつらいよ 寅さんDVDマガジン VOL.7 2011年 4/12号 [雑誌]を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
寅さんの「笑い」は人情を基軸にしたものが多い。これが山田組の特徴でもあるのだが、寅がバカをやることはあっても、観客が大笑いするようなネタは少ない。でも、本作はあまりのバカバカしさに爆笑させられるのだ。寅がやむを得ぬ理由からニセ住職になって、住職の娘・朋子から「宗派は?」と尋ねられるのだが、寅の回答は「念仏唱えりゃ同じようなもんです」というもので、寅さん映画は多く観ているが、個人的にこれを超える「バカ回答」はない(笑)。このニセ住職でかなり引っ張り、さくら夫婦が法事で岡山へ来た際のハチ合わせも抜群の面白さだ。これだけアメリカンコメディのような要素を入れた作品も珍しい。マドンナの竹下景子はどこまでも可愛く(まあ自分の最高作は「知床慕情」なのだが)、松村達雄の住職や中井貴一扮する息子との対立&杉田かおる(!)との恋愛話まで、ストーリーも飽きさせることがない。寅さんシリーズ全作品を「傑作」というわけにはいかないが、この32作はかなり上位にくる作品だと思う。笑いばかりではなく、朋子とのラストシーンは本当に胸にしみる名シーンだし、そのバランスも見事。講談社DVDの良いところは、DVD特典映像を収録していることだ。もとはCS特集の焼き直しではあるが、松竹のDVDでもよく観られる「ロケ地の現在」的映像の数々は、鑑賞後の余韻に浸れる。ソニーによるレストアも上々であり、この価格で楽しめるのは素晴らしいことだと思う。星は4つです。
0コメント