物理的に孤立している俺の高校生活5 (ガガガ文庫)
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によって 森田季節
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残念系異能力者、ネクストステージ突入!波久礼業平には友達がいたりする。しかも、悩める後輩を導き、クラスの男子とも話ができるようになって、かなりの成長をした気もしていた。とはいっても、業平の持つ異能力「ドレイン」は相変わらず業平の足を引っ張っているのだ。へこむ。ついに迎えた修学旅行当日。高鷲えんじゅから与えられた、修学旅行をエンジョイするためのミッションをこなす業平。初めてのお菓子交換、初めての枕投げ、初めての恋バナ。夢にまで見ていた、普通の高校生らしい修学旅行に充実感さえ覚えていた。しかし、そんな中でも、たびたび思い出すのは菖蒲池愛河から投下された爆弾発言のこと。「修学旅行の自由行動時間、二人で京都を回りませんか?」男友達との修学旅行を楽しむので精一杯なレベルのぼっちが、女子と――しかも愛河と二人っきり!? 期待するなというのが無理な心理状況の中、それでも業平は愛河を楽しませたいと奮闘する。一方、他のメンバーもそれぞれ新たなステージへの一歩を踏み出し始めていて……。人生最後の修学旅行、人研はいったいどうなってしまうんだろう?恋に、友情に……悩める残念系異能力者たちの、大人気青春未満ラブコメ第5弾!!※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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今巻の修学旅行は波久礼業平と高鷲えんじゅの友達作りの総仕上げです。まずクラスの班の面々と京都へ行く新幹線の中での男子、野島君と太田君に狙いを定めてお菓子交換会を成功させようとする業平ですが、・・・。そして京都初日は班単位での自由行動。竜田川エリアスと高鷲がゴリゴリ攻めてきて実にうざい。一身田咲綾が爽やかで自然体で積極性もあって、こんなイイ子だったんだ。女子連がレンタルで和服を着たところは口絵に1枚ある通りですが、絵より文章で想像した全身像の方がはるかに美しい。そして、旅館に入って修学旅行定番の行事に参加するこという友達作りミッションを業平は実行できるか?二日目は人研メンバーにエリアスと大福が加わっての自由行動。今日とは巡るところに事欠かないね。まずは汐ノ宮嵐蘭の案内で、引き続きエリアスの案内で、今巻は観光案内書としても楽しく使えそう。人研の仲良し度もグレードアップです。業平イジメと紙一重的な気もしますが。三日目、最終日は誘ってくれた菖蒲池愛河と二人っきりで京都を回る業平。デートと言って良いのでしょうが・・・。なんにせよ業平の努力は報われたということです。業平への中盤でのご褒美巻ということで良いのではないでしょうか。第三者的に読んで楽しめる分、切実感、切羽詰まった感、緊張感が薄かったので★を一つ減らしました。それにしても、今巻は頭っから、高鷲とエリアスの業平への態度がおかしい。次巻ではとうとう友人から一線を越えて男女の仲の話に発展しそう。まずは今巻の引きとなった大福卜全と汐ノ宮嵐蘭ペア問題から始まるか?そして、業平と人研の誰かの恋の話に突入するか?愛河かな?せっかく築いた人研の今の人間関係を壊したくないし、でもこの胸のまるで恋のようなドキドキは抑え込みたくないし、これまでの地平の向こうに進む、未知の大陸に足を踏み入れるようなことになりそうです。怖くて見たくないような、それでも見逃しちゃいけないような、待ち遠しい次巻です。業平がドレイン能力を使い果たし、高鷲がココロオープン能力を消耗し、どちらも普通の高校生になれることを祈っています。
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