ブルース&ソウル・レコーズ 2018年 08 月号
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内容紹介 ブルース&ソウル・レコーズ 第142号 表紙 ファイヴ・サテンズ 特集 ドゥ・ワップ入門〜最高のヴォーカル・グループ・ハーモニー 美しいハーモニー、独創的なコーラス・リフレイン、ユニークなベース・パート、切ないファルセットなど、その後のR&Bヴォーカル表現の原点ともなった「ドゥ・ワップ」。1950年代から60年代初頭にかけて大流行し、ヴォーカル・グループ・ハーモニーの頂点との声もあるドゥ・ワップの世界をご案内します。 ★ 山下達郎選曲によるCD『ドゥー・ワップ・ナゲッツVol.1〜3』発売記念──ドゥ・ワップ放談 ★ ドゥ・ワップは最高の映画音楽 ★ 1000のドゥ・ワップ、傾向と対策 ★ ドゥ・ワップの礎となったジャイヴ・コーラス ★ ドゥ・ワップは今どこに ★ 重要ドゥ・ワップ/ヴォーカル・グループ21選 キャデラックス/シャンテルズ/クレフトーンズ/クローヴァーズ/コースターズ/クレスツ/デルズ/ビリー・ワード&ザ・ドミノズ/ドリフターズ/ファイヴ・キーズ/ファイヴ・ロイヤルズ/ファイヴ・サテンズ/フラミンゴス/ハンク・バラード&ザ・ミッドナイターズ/ハープトーンズ/ハートビーツ/ムーングロウズ/オリオールズ/レイヴンズ/スパニエルズ/フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズ 【付録CD】THIS IS THE NIGHT - The Golden Era Of Doo Wop ドリーミーなバラードから心躍るロックンロールまで、1950年代後半から60年代前半に録音されたドゥ・ワップ黄金時代の知る人ぞ知る名演を収録! ヴォーカル・グループ・ハーモニーの魅力をお楽しみください。 1. THE COBRAS: I Will Return 2. TONY ALLEN & THE WANDERERS: If Love Was Money 3. THE FLAIRS: This Is The Night For Love 4. THE CADETS: Love Can Do Most Anything 5. THE SOUNDS: Anything For You (Robert Byrd, Sam Ling) 6. ARTHUR LEE MAYE & THE CROWNS:Truly 7. THE PALMS: Girl Of Mine 8. THE SHEPPARDS: Sherry 9. THE MOROCCOS: Bang Goes My Heart 10. THE DANDELIERS: My Love 11. THE FIVE CHANCES: Gloria 12. THE PASTELS: Goodbye (audition) 【その他の主な記事】 ●[インタヴュー]ジョン・オーツ/「ブルースやルーツ・ミュージックは私の音楽的DNAに深く根ざしているんだ」 ●[語りたい逸品]DVD/CD/BOOK 『American Epic』/レコードが見つけたアメリカのルーツ音楽 ●[語りたい逸品]CD『V.A. / Classic Gospel 1951-1960』/聴かなければ話にならないゴスペル黄金時代の古典 ●[語りたい逸品]CD『V.A. / Chicago Blues Box Vol.2』/生身のシカゴ・ブルース、CD8枚組ボックス第2弾 ● 新作アルバム・リヴュー──ファンタスティック・ネグリート/ベティ・ラヴェット/ルリー・ベル/ベン・ハーパー&チャーリー・マッスルホワイト/オーティス・レディング 他 【連載】 ☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第26回 終始ニヤニヤ、最後に感涙──映画『永遠のモータウン』 ☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦 ☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「The New Mississippi Sheiks」 ☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文 ☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.71 「End」 ☆ ゴスペル・トレイン「ハイタワー・ブラザーズ」/佐々木秀俊+高橋 誠 ☆ BLUES IS MY BUSINESS no.218/吾妻光良 ☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一 ☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽 ☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭 ☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線 ☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト ☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ ☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子 ☆ Ain't That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
以下は、ブルース&ソウル・レコーズ 2018年 08 月号に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
山下達郎さん監修の「ドゥ・ワップ・ナゲッツ」のリリースのタイミングに合わせた特集。達郎さん監修のCDは発売延期となりました、ある意味完璧主義者の達郎さんだから納得のいくリマスターをしているのかもしれません。それを差し引いても今号の特集はドゥ・ワップ初心者の入門書としては良い出来だと思います。当たり前ですが米国の中心地はNY、ドゥワップ・グループも数多くいた地域です。ブラックハーモニーの元祖とも言えるミルス・ブラザーズの本拠地というのもあったのでしょうが。今号はその他にも西海岸地域、シカゴ、南部のグループの特徴まで言及しており改めて勉強になりました。(「ジャズ批評」44号の黒人雑学辞典で"黄金期のNY・ドゥワップ・シーン"という最高の内容の記事があります。)今号でも紹介されているライノからリリースされた「ドゥワップ・ボックス」3部作は秀逸な出来で、今後これを超えるコンピレーション作は出来ないと思います。私も何回聴いたことか。達郎さんのサンソンでもオンエアされていました。私がドゥワップに興味を持ったのはプラターズでした。ドゥワップの範疇には収まりきれないグループですがトニー・ウィリアムスのヴォーカルにノックアウトされました。ヒット曲が多くメジャーになり過ぎたせいもありますが。リード・シンガーが卓越した魅力を持ったグループはやはり一味違います。クライド・マクファクター、ウィリー・ウィンフィールド、ハンク・バラード、フランキー・ライモンは素晴らしいシンガーだと思います。達郎さんの「オンスト1、2」を聴いてからドゥワップ熱に火がつきました。90年くらいからコレクタブル、ライノといった海外マイナーレーベルがかなりのグループのカタログをリリースした時期で買い漁っていました。国内のインディーズレーベルも工夫を凝らした出来の良いオムニバス盤を出していました。同時並行でガールグループもかなりのカタログが出されたのを思いだします。今号では21の代表的グループを紹介しています。全て黒人グループ(クレスツは混合グループですが)なのは本誌のスタンス上、仕方がありませんがホワイト・ドゥワップも取り上げてほしかったです。ディオン&ベルモンツは別格として、スカイライナーズも良い曲があるのですから。ベルモンツはディオンにばかりスポットがあてられますがカーロも魅力あるシンガーでカーロ&ベルモンツはロックンロール調の曲も多くお気に入りです、カーロはもろロカビリーな感じで好きです。ドゥワップの世界は恐ろしく広く出口が見えません。一体どれだけの音源があるのかも未だ想像つきません。とりあえず達郎さん監修のCDリリースを待つことにします。この分野の単独特集は音楽雑誌では本誌が初めてだと思います。マニアには若干物足りないないかもしれませんが、再びドゥワップが再評価されリスナーが拡大することを期待しています。
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